DIALOGUE+ファンのブログ

何か一つでも「DIALOGUE+ってこんな魅力もあるんだ」と思える内容にできたらと思います

【DIALOGUE+楽曲No.003】大冒険をよろしく

【DIALOGUE+楽曲】3曲目は、
大冒険をよろしく
について書きます。

1stミニアルバム「DREAMY-LOGUE」に収録されている曲で、このアルバムのリード曲(アルバムを象徴する、顔となる曲)のつもりで書かれた曲のようです。

目次

1.基本情報

この曲に関する基本的な情報は以下をご参照ください。
作詞作曲等の基本情報は公式YouTubeの概要欄に詳しく書いてあります。

◾️MV

◾️ダンス動画

◾️歌い分け視聴動画(DREAMY-LOGUE全曲あります)

◾️歌詞

DIALOGUE+ – 大冒険をよろしく (Daibouken wo Yoroshiku)・Lyrics [Original]

◾️レビュー

◾️楽曲分析サイト

2.曲名

毎度前置きが長いですが、ここから本題です。
まずは曲名「大冒険をよろしく」について。

これまでの2曲(はじかくとインビテ)は、記事書く前から曲名の意味は自分なりに解釈してましたけど、この曲に関しては曲名についてあまり考えてませんでした。
改めて考えても、「大冒険」「を」「よろしく」って何?とイマイチすぐにイメージできず…
そもそも、最近は内山さんの趣味としてしか聞いてない気がする「冒険」という言葉の意味って何だっけ?からでした。

ちなみに、「冒険」の意味は

危ないことを押し切って行うこと。成功のおぼつかないことをあえて行うこと。

でした。
意味知って改めて漢字見ると
危"険"を"冒"す
と書くんですね。納得です。

冒険の意味を踏まえて曲を聴いて、私なりに解釈したことを書きます。

この曲も最初の2曲と少し似てて、DIALOGUE+メンバーやファンに宛てたメッセージ、みたいな意味合いが強いのかなと感じてます。
はじかくは、自分が無敵だと思い込むことで自分も周りも引っ張る歌。
インビテは、はじかくより1歩下がって皆で並んで一緒に進もうとする歌。
そして、大冒険をよろしくは…どんな未来でも一緒に全力で楽しもう!という歌と感じました。
はじかくとインビテの要素を合わせて、さらに"楽しむ"という大事な要素を加えたことで1段階進んだのかな、と感じました。

なのでこの曲名は、DIALOGUE+メンバーやファンに向けた、

大冒険(何があるかわからない未来)

よろしく(自ら望んでチャレンジしよう!)

みたいなことかなと思いました。

あと「大冒険」という言葉は、「かくめい」のようにDIALOGUE+としての活動も指してるかもしれませんね。
ただ微妙に意味は違っていて、
「かくめい」は自分達を中心に起こる変化、
「大冒険」はそれによって起こる様々な出来事、
という感じでしょうか。
とすると、言い換えれば、
DIALOGUE+をよろしく
という曲名とも解釈できるかもしれませんね。

3.曲について

3.1 全体の雰囲気

この曲は、とにかく勢いがすごい曲だと思います。
歌詞もそうですし、使われる音の種類、音色、リズムといった全てが同じ方向を向いてるように思うので、聴いてて気持ちいいし、楽しくなりますね。

あと歌のアクセントが一拍目にこない(シンコペーション?弱起?)のが非常に多くて、それによっても前のめりな雰囲気が出てるように思います。
※一拍目:4拍子の一つ目のリズム。指揮者の最初の振りで手が一番下に下がった瞬間、と書くと伝わりやすいでしょうか。
改めて意識して聴いてみると、言葉の途中が一拍目にくるとこはたまにある(それでもたまに。普通の曲はもっと多いはず…)んですけど、単語の最初の音はほぼ一拍目にこないです。
単語の最初の音と一拍目が一緒になるのは、Bメロの前半と、最後の「よろしくだ」のとこだけのようで、本当にリズム取りにくい曲なんだろうなと思います。
この曲はライブだと特に走りがち(早めに歌い出してしまう)になると感じますけど、このリズムの取りにくさに加え、激しく複雑なダンスもしながら歌う、という無茶なことをしてると思うので、走りがちになるのも頷けます。

そんな前のめりで勢いのある曲ですけど、サビの

派手に進"め"
熱量2"倍"
大声で"yes"

といったポイントはしっかり一拍目にアクセント合わせてて、特に落ちサビの"yes"は流れを少し止めて強調する感じになってて、メリハリあって好きなポイントです。

3.2 各パートの小節数

インビテの記事で行った、各パートが何小節ごとに構成されてるのか?を調べたのが私はおもしろかったので、この曲に関してもやってみました。
※何でこんな整理をするのかや、言葉の意味等に関しては以下の 3.2 あたりをご参照ください

この曲は勢いがある分、あまり不規則なイメージがないので、8小節ベースで4小節が混じるくらいかな?と推測しながら整理しました。
以下、整理した各パートにおける小節数です。

イントロ:4-8
1A:8-8
1B:4-8
1サビ:8-4-6-4
間奏1:8
2A:8-8
2B:8
2サビ:8-4-6-4
間奏2:8-8
3B:4
落ちサビ:8-4
3サビ:8-4-6-4
ラスサビ:1-8-8
アウトロ+セリフ:4-3/4-1?

8小節メインでたまに4小節が混じる、というのは大体近かったですね。
思ったよりサビが複雑でしたが、落ちサビで前半だけになる以外は、1,2,3サビとも8-4-6-4という流れは固定なので割とキレイな形といえるでしょうか。

ただラスト付近は、予想に反してだいぶややこしいですね。
ラスサビ前に一小節挟むとこは変化を付けるとこなのでわかりやすいですけど、最後…
アウトロ、と呼んでいいのかがよくわからないんですけど「今を派手に生きたいっ!」の前あたりがもう、この整理では表現できず…
4拍子というより2/2拍子な気もしつつ、最後奇数拍?になってたり、わけわからないです…
何度も聴いてるので違和感なかったですけど、改めて構造を詳しく見ようとすると全く分析できないリズムで驚きでした。

3.3 好きなところ

この曲の好きなとこは、やはり前のめりなリズム、勢いですね。
演奏も含め、爆発してるイメージの曲です。

あとは何といっても、先日のZepp Tourの東京公演の配信で見たときの印象がとてもとても強いです。
このライブは全体的に素晴らしかったのですが、アンコール最後のこの曲の存在感が圧倒的過ぎました。

この曲はダンスもなかなか大変な振り付けだと思うので、この難しいリズムの歌を歌いながら踊るのは難易度物凄いと思いますが、このライブではほとんど動きが自由に見えました。
それにより難しいダンスから解放されて、最後の曲というのもあってか、全員すごく楽しそうに、自由で解放感溢れるパフォーマンスをしてたのがとても印象的でした。
ライブ見終わって、なんて楽しそうなんだろう!これは全力で応援したい!と感動しました。
まさに音楽というものを体現した、音を楽しむってこういうことだ!と見せつけられた気がしました。
思わず、BOXに人生初のおたよりを送ってしまうくらいには衝撃でした笑

あと細かいとこでいくと、小節数の話に戻りますけど、2Bが1Bよりも4小節早く始まるとこが、突然サビに連れてかれる感じで大好物です。
さらにここの、2Bからサビに入る瞬間のベースのスラップからのグリッサンド(言葉合ってるか少し不安…べ・べ・べ ブォン、みたいなとこ…伝わるか?笑)、これすごい好きですね〜。
普段ベース聴いてない方だと聴き取れないかもですけど、MVでいうと1:56あたりですので、是非注目していただきたいところです。
ベースは田淵P自ら弾かれてて、全編通して本当によく動くので、ベースだけ聴いてても楽しい曲ですね。

4.歌詞

曲名のとこで歌詞も含めて書いてしまいましたが、ここでは細かいとこを。

やはりこの曲といえば、

ジェッ飛ばしちゃう

とか

アワタダインフレーション

といった造語含め、印象的なワードがたくさんあるというイメージがありますね。
ただ私が一番気になったのは、「楽しむ」みたいなフレーズが一つも出てこない、ということです。

話が見えないと思うので説明すると、最初の方で曲名について書いたとき、私は「楽しむ」というキーワードをこの曲における重要な要素としてました。
ただ、書いた後で気付いたのですが、"楽しむ"なんてワードは歌詞に出てこないんですよね。
気付いたときはかなり驚きました…

ではなぜ私は、楽しもう!みたいなことをこの曲から感じたのか?…と見返すと、恐らく

ジェッ飛ばしちゃう
派手に
たまらないな

あたりワードから、勝手に連想したんだろうと思います。
そもそも私の感想が的確なのかもわからないですし、どういう意図で書かれた歌詞かもわからないので何ともいえないですけど、もし意図的にあえて「楽しむ」といった単語を使わずに楽しむことを表現してたとしたら恐ろしいな、と思いました…

あとは、どこかのインタビュー?とかで田淵P本人も話されてたと思うのですが、どんなに明るい曲でも現実に引き戻すような歌詞を入れる、というのがこの曲でもありますね。
そういう部分って、何となくBメロでリズム落とすとこで使うイメージでしたけど、この曲ではサビで思いっきり使ってるのが印象的です。

派手に凹め
調子に乗ったら急降下

といった言葉ですね。
ただどの曲でも言えることかもしれませんけど、現実に引き戻すだけでは終わらず、それを反動にしてまた明るい雰囲気に戻すのが見事だなと思います。
上の例でいえば、凹んだり急降下しても、それも含めて大冒険で望むところ!という感じですね。
楽しんだもん勝ち、みたいな印象でとても清々しくて好きです。

5.ダンス

ダンスのことは特に詳しくないのですが…ダンスプラクティス動画を見て、素人ながら本当にとんでもない振り付けだなぁと思いました。
少し上でも書きましたけど、歌も走りやすいリズムだしダンスも細かい音もとってて難しそうだし、ライブで生歌唱は無理でしょ、と思ってしまいますね。
私は新参なのでわかりませんが、ミニアルバム発表当時のログっ子のみなさんはそんな感想を持たれたのではないか、と思いました。

細かいリズムも大変そうなとこですけど、何よりフォーメーションというのか、移動しながら一つの形を作る、みたいな振りがよく出てくる曲だと思いました。
腕の下くぐったり、2人で"×"印作ったり、前後で逆の動きしてたり、突然後ろから現れたり…
かなみ先生のとても素晴らしい振り付けだと思いますけど、難易度設定が鬼ですね笑

特に私が好きなのは、

  • イントロでさっぴが飛び出すとこ
  • 2Bの「もう仲間カウントしたのさ」のリズミカルにぴょこぴょこ移動するとこ
  • 落ちサビの「yes!」で小さくジャンプするとこ

です。
と挙げてみると、全部ジャンプしてるタイミングでしたね。

6.MV

グアムで撮られたMVで、メンバーの楽しそうな雰囲気がよく出てますね。
このMV見ると、どうしても思ってしまうこと、それは…

風強すぎ!笑

撮影時の天候はどうしようもないんですけど、とにかく風の強さが気になって仕方がないです…笑

あと私は新参なので、メンバーの雰囲気の違いを見るのもおもしろかったですね。
特にやはり、緒方さんとやかんさん、今は大人っぽくなったんだなぁと思いますね。
逆に他のメンバーはそこまで極端に雰囲気変わってない気がして、この時点で完成してたのかと思うとすごいですね。

このMVで特に私が好きなとこは、

  • 1Aから1Bになるとこの写真出てくるとこ
  • 間奏で皆で並んで横向きに歩いて景色だけ変わるとこ
  • 内山さんの「それは嫌だ!」、村上さんの「ははーん」でアップになるとこ

です。
ダンスの好きなとこもそうですけど、私はどうもリズムに合った動き、が好きなようです。

7.おわりに

だいぶ長くなってしまいました…
実は今回、事前に記事のフォーマット、目次だけ準備しておいて、それに沿って書くことにしたのですが、こうするととても書きやすいんですけど、書きたいことが増えてどんどん長くなりますね…
どのくらいの長さがいいのかはよくわかりませんけど、ただの感想なのであまり気にしなくていいのでしょうか。

さて、次の【DIALOGUE+楽曲】は、1stミニアルバム「DREAMY-LOGUE」の2曲目、
好きだよ、好き。
について書きたいと思います。
MV見たら泣いちゃうあの曲ですね…

それでは。