DIALOGUE+ファンのブログ

何か一つでも「DIALOGUE+ってこんな魅力もあるんだ」と思える内容にできたらと思います

【DIALOGUE+楽曲No.002】ダイアローグ+インビテーション!

【DIALOGUE+楽曲】2曲目は、1stシングル「はじめてのかくめい!」のカップリング曲である
ダイアローグ+インビテーション!
について書きます。

1stシングルのカップリング曲にびったりな、自己紹介曲となっています。

※はじめてのかくめい!の記事はこちら

目次

1.基本情報(丸投げ)

基本情報はできるだけリンクを紹介して丸投げするスタイルです、ご了承ください。
各曲で公式動画と歌詞サイト、あとはあればその曲に触れてる方のブログ等のレビューや、楽曲分析のリンクを載せようと思います。
基本情報は公式YouTubeの概要欄に詳しく書いてあると思うので、そちらをご参照ください。

◾️MV


◾️ダンス動画

▪️歌い分け視聴動画(2番サビ前まで。誰がどこ歌ってるかわかる)

▪️歌詞

DIALOGUE+ – ダイアローグ+インビテーション! (DIALOGUE+ Invitation!)・Lyrics [Original]


◾️「堀江晶太・kemu速報」様によるレビュー


◾️楽曲分析サイト

2.曲名について

最初に、曲名について。
「インビテーション」は、

招待,勧誘,誘い;招待状

という意味のようです。(検索しました)
歌詞でも招待という言葉が出てきますね。

曲名を訳すなら、歌詞にもある、
かくめいへの招待状
が一番それっぽいでしょうか。
この「かくめい」は、「はじめてのかくめい」の記事でも触れたようにDIALOGUE+の活動全般を表す代名詞のようなものだと思いますので、
「ダイアローグ+」=「かくめい」
と捉えてこう訳してしまってもいいのかな、と思いました。

3.曲の特徴

3.1 イントロなど

まずイントロのフレーズ。これ、クセになりますね。
曲中でも何度も出てきますし、耳に残りやすいフレーズだと思います。
あと、DIALOGUE+BOXのエンディングで使われてるイメージも強いので、イントロ聴くとなぜか終わりが近付いてる気になってしまいます笑


Aメロの各メンバーの紹介パートは、歌のメロディも演奏の仕方もメンバーごとに全て違うんですよね。
ねねさんと内山さんに関しては、前半はほぼ無音繋がりになってますけど笑

と…「Aメロ」とさらっと書きましたけど、意味が曖昧な方もいるかもしれません。
なので途中ではありますけど、今後も使うであろうこういう言葉などの話をしておきたいと思います。

3.2 音楽用語など(寄り道)

音楽素人の私が書くのもどうかと思いますけど、調べながら書くのでご容赦ください。

3.2.1 Aメロって何?

まずはAメロなどについて。
メンバーの会話等でもけっこう出てくるので、何となくは理解されてる方も多いと思いますけど、一応改めておさらいしておきましょう。
下の方に参考にしたサイト載せてますけど、まとめると大体の楽曲は以下で構成されてると思います。

  • イントロ:曲の最初、歌が入る前の前奏部分。いきなり歌から始まる、イントロがない曲もある
  • 〜メロ:サビ以外のメロディパターン。イントロ後の最初の歌からがAメロ、曲調が変わるたびにBメロ、Cメロと名前を変えて呼ばれる。
    ※ほとんどの曲ではAメロの次にBメロがきてサビ、となるので、Bメロはサビ前にスローダウンしたりリズム変えることで、サビの盛り上がりを際立たせる役割が多い
    ※B〜Cメロが連続することもあるが、Cメロは独立して間奏明けや終盤落ちサビと絡むことのほうが多い
    ※理屈上はDメロ、Eメロがあってもよいが、滅多にない
  • 間奏:歌と歌の間の、歌が入らない部分
  • サビ:曲で一番盛り上がる部分
  • 落ちサビ:サビのメロディだけど音の数が少なかったり遅かったり、静かめに入るサビ。最後の盛り上がりを最大にするための助走区間のようなもので、最後のサビ(ラスサビ)の直前にくることが多い
  • アウトロ:曲の終わりの歌のない後奏部分
  • 1Aとかの頭の数字:サビまでを1つの区切りとして、イントロから最初のサビまでを1番、次のサビまでを2番、としたときの数字のこと


以下のサイトの最初に出てくる「一般的な楽曲の構成例」という図がとてもわかりやすいですね。

音楽関係の講師の方が書かれてるので、内容の正しさも安心だと思います。
ついでに、実はこれらの用語が日本限定なことや、海外での一般的な表し方も載ってて勉強になりますね。

こちらもわかりやすく構成が載ってます。


つまり、1Aという記号だけで、
「その曲のどの部分のことを言いたいのか」
を明確に伝えるための便利な言葉、ですね。
とはいえ、特にCメロとか落ちサビは定義が人によっても異なりやすいので、そういう難しさはあります。

3.2.2 各メロディの小節の数

もう一つ、これは明確なルールとかではないのですが、音楽を聴く上で私がよく気にしてることです。

多くの音楽は、4小節とか8小節を一つの単位として曲を構成してると思います。
※念のため…小節とは、例えば4拍子なら四分音符4つ分の長さの塊、のこと。指揮者の動き、でほとんどの人が想像するであろう、4回腕を振る動きが1小節。

「ダイアローグ+インビテーション!」でいえば、イントロは…
最初の4小節がやや静かに始まって、
ベースがびよ〜んっと入ってくるとこから次の4小節になって、
激しくなるとこから8小節経過して1Aに入る、
という感じになってると思います。
※ここでは大体1秒に1小節進むような早さの単位のことを1小節、と呼びます。
(1小節の長さは楽譜の書き方に依存する相対的なものなので、念のため細かく定義しました)

イントロのように、4の倍数で次のメロディパターン(AとかBとかCとかサビ)に移行することが非常に多いです。
もっといえば、8小節が一番心地よい単位で、前半4小節と後半4小節の計8小節、みたいな単位があらゆる曲の多くを占めてると思います。
なので無意識に多くの人が、8小節ごとにパターンが変化するのが心地良い、と耳?脳?が認識しているのではないかと思います。
逆にいえば、3小節で次のパターンに移ると、いくら繋ぎ方がスムーズでもちょっとした違和感を感じやすいと思います。

そういった例外がこの曲にもあるので、前提として書かせていただきました。(実は、はじめてのかくめい!のほうが例外が多いですけど)

ちなみに、この件は調べると同じようなことを書いてるサイトはいろいろ出てくるのですが、ブログなど個人サイトばかりで、あまり公的な情報は出てきませんでした。
調べた中で一番それらしいサイトは以下でしょうか。

やはり基本は8小節単位、のようです。

以上を踏まえて、改めてこの曲のことを考えたいと思います。

3.3 Aメロの流れ

メンバーごとに演奏が違うという話でした。
自己紹介パートの流れ、香盤順の数字で書くと
1A:2→3→4→1
2A:6→7→8→5
となってて少し変則の順番なんですよね。

そして、各Aメロは基本8小節単位で進行していくのですが、最後の内山さん、やかんさんのパートだけ、変則的に6小節で終わります。
なのでもしかすると、突然Bメロに移った!という感覚を持たれた方もいるかもしれませんね。
もしそうなら、その感覚は正常だと思いますのでご安心ください。

このように、各メロディパターンが何小節ずつなのか?を見るとおもしろそうなので、1曲分を整理してみます。

3.4 各メロディの小節数

以下、数字が小節数だと思ってください。
4とか8とかで細かく分けてるのは、先ほど書いたように8小節が一つの単位になってますが、そうではないケースもあるので、曲の雰囲気が変わる位置を意識して分けました。
もし興味あれば、実際に聞きながら指を折って数えてみてください。(頭の中だけだとこんがらがります笑)

イントロ:8-8
1A:8-8-8-6
1B:4-4-4
1サビ:8-8-4-8
間奏1:4
2A:8-8-8-6
2B:4-4-4
間奏2:8-8(ウィーアーダイアローグ!)
2C:4-4-4-4-2-0.5(せーの)
2サビ:8-8-4-8
プチ間奏:4
2サビ続き:4
アウトロ:8

※合計210.5小節、演奏開始からアウトロ終わりまでの時間が4分24秒=4.4分なので、想定BPMは210.5×4/4.4=191.4
楽曲分析だとBPM192なので、小節の数は合ってそうです
(BPMとは、1分で四分音符がいくつあるか、という曲のテンポを表す数値。この曲では1小節に四分音符が4つあるので小節数に4かけてます)

ほとんどが4と8で構成されており、4もけっこう多めであることがわかると思います。

ここで参考までに、私がDIALOGUE+に気付くある意味できっかけとなった米津玄師さんのKICKBACKについても整理してみました。


具体的な内容は省略させていただきます。
なかなかややこしい曲だと感じますけど、整理してみると実はほとんどが8小節単位で構成されていました。
4小節のとこも1B終わりとサビ(8-4-8)の真ん中のみ、車に轢かれるとこ(この表現でいいのかわかりませんが)だけ特殊で6小節でした。
転調とかの面ではかなり不規則な曲に感じますが、別の見方をすると意外にキレイな構成で驚きました。

3.5 全体分析

改めてこのように1曲分書き出したのは今回が初めてです。
整理してみると、やっぱりおもしろいですね!(大歓喜!…私だけ?)
書き出してみて、改めて気付いたことを整理します。

  • Aメロは8-8-8-6で、最後だけ途中で終わる
  • Bメロは4-4-4で、一旦停止、盛り上げ、準備、の3つの4小節(名称は私見)で構成
  • サビは8-8-4-8で少し変則
  • 2サビがなかなか出てこない
  • Cメロは…とてもややこしい笑

Aメロは先ほど書いたのと同じですね。

Bメロは、
1つ目の4小節で流れを少し止めて変化の雰囲気が出て、
次の4小節でじわじわ盛り上げていって、
少し落ち着いてサビで大きく跳ぶために溜める4小節が続く、
と感じます。
8小節でなく4小節単位でコロコロ変わるパートですね。

Aメロやサビは4とか8小節のグループが4つで構成されてますけど、Bメロは4小節が3つというけっこう特殊なパターンな気がします。
よくある曲の流れだと、Bメロの2つ目の盛り上げ区間の後、割とすぐサビにいきそうなものですけど、この曲では3つ目の4小節であえて停滞させてる印象です。
なので、私は3つ目の4小節の分がいつも少し長く感じます。
ここで溜めることで、よりサビが盛り上がる効果を生んでるのかなと思うのと、もしかすると後述するCメロから逆算して、Cメロでひっくり返すためにあえて溜めてる、ということもあるのかもしれません。

サビは聴きやすくノリやすいですね。
また、途中の4小節のとこで変化をはさむことで、間延びしない構成になってるように思います。
あとこの曲は、2サビが2Bの後にこないパターンですね。
ただでさえBメロで溜めてるのにまだ溜めるの?!と思いますけど、こういうのも大好きです。

で、問題(?)のCメロ。
少し長い間奏明けのこの部分、私は全部まとめてCメロとしてますけど、解釈次第では
落ちサビ+Bメロ変形版
ともいえますし、
Cメロ+Dメロ
など意見分かれるとこだと思います。
私はここは連続する一つのパターンと感じるので、全体をCメロとしてます。

ここを分解すると、最初のメロディ

見つけたの〜

はサビの最初の4小節と同じパターンです。(キーは少し低い?)
※キーについては以下がわかりやすかったです

その後、

すれ違ったら〜

からの新しいメロディの4小節を一つ挟んで高揚感を煽って、

かくめいへの招待状〜

からはBメロの途中からと同じなので、このままサビに繋ぐ…
と見せかけて、Bメロ最後の2小節を飛ばして突然、

僕と

で「いきなりサビに入った!」と思わせといて、

せーの!

で0.5小節(2拍子分)という一瞬さらに溜めを作ってサビで大爆発!
という流れになってますね。

2Bからサビいかずしっかりとした間奏を挟んで、
落ちサビかと思ったらそうではなく、
Bメロに戻ってサビへの流れを作っておいて、
予想より早くサビに入ったと思わせて、
イレギュラーな0.5小節をはさんで溜めに溜めたラストのサビ!

…まとめるとこんな感じでしょうか。
惑わせる要素が盛りだくさんで、なのにとても自然につながっているようにも感じて、最高に好きなCメロです。

4.歌詞について

最後に、歌詞についてちょっとだけ。

自己紹介ソングにふさわしく、メンバーの特徴が各パートでよく表現されてますね。
実際にメンバーを近くで見た上で歌詞書かれたそうです。
私はその中でも、内山さんのまさかの放送事故的な無音パートと、村上さんのキャラをうまく表現した尻すぼみ感が大好きです。

Bメロやサビでは、はじめてのかくめい!で前からぐいぐい引っ張ってくれるのに対し、一歩下がって同じ目線で、先は見えないけど隣で一緒に進もう、という雰囲気になってますね。
あとCメロの歌詞…

見つけたの? 見つけたよ
僕たちのこと
探してた? 探したよ
いつもありがとう
すれ違ったら きっと会えない

私自身、DIALOGUE+を見つけたのはたまたまが重なった結果でしたし、多くの方が共感できる歌詞ではないでしょうか。
すれ違ったら会えない…いい表現ですね。

5.おわりに

気付けばとんでもなく長くなってしまいました…
今回は寄り道もあったのでしょうがないですね。
小節数の整理(いい名前ないでしょうか?)はおもしろかったので、今後もやるかもしれません。
はじめてのかくめい!でも改めて整理してみたいですね。

次は、発表順にいけばミニアルバムなので、その1曲目
大冒険をよろしく
の予定です。

それでは。